>特色ある教育活動

はらから活動

本校では異年齢活動として、「はらから活動」「クラブ活動」「いちょう活動」の3つを位置付けています。
異年齢活動 内  容
はらから活動
(縦割り班活動)
  • 「もう一つの学級」である縦割り班で全学年対象。
  • 「はらから」には、「同じ母親から生まれた血縁、兄弟姉妹」という意味がある。各学年約6名ずつ、約35名の子どもたちと担当教師を1つの「はらから班」として、全18班で組織している。
  • 18の班をA、B、C、の3つのブロックに分け、清掃や遊び、話し合い、行事づくりなどの活動を常時行う。
クラブ活動
  • 4~6年対象。共通の興味や関心からつくる自主的・実践的な活動。
いちょう活動
(委員会活動)
  • 5~6年対象。組織から子どもたち自身がつくり出していく、よりよい学校をつくっていくための自治的・自発的な活動。
はらから活動の具体
はらから清掃
はらから班による毎日の校内清掃
はらからタイム
毎週水曜日に行い、班の計画で遊びや行事に向けての準備や話し合いを行う時間(1か月に1度、お弁当で会食)
はらからこころ
はらから班による心の耕しの時間(年5単位時間程度)
 
 
はらから行事

ゆめ・ひびきの時間(生活科・総合的な学習の時間)

本校では、昭和49年に始まった低学年総合活動から35年以上に渡って総合学習に取り組み、教育活動の特色の一つにもなっています。現在は、以下の目標で、総合学習を進めています。
身近な学習対象とかかわっていく学習を通して、自ら課題を見付け、粘り強く解決しようとするとともに、課題を調べるための方法を身に付け、友達と協力しながら取り組む態度を育て、見方や考え方を豊かにする。

また、「ゆめの時間」、「ひびきの時間」、の2つの時間で、本校の総合学習(生活科・総合的な学習の時間)は構成されています。

  1. 「ゆめの時間」(1.2年生)
    生活科の内容を含みもち、身近な対象との出会いから生まれる子どもの思いを出発点に、自ら取り組めることを見つけて取り組んでいく時間。
  2. 「ひびきの時間(70時間)」(3~6年生)
    「育てたい力」に基づきテーマを生み出し、学年単位で学習をつくっていく時間。

これら2つの時間を互いに連動し合い補完し合うことで、子どもの6年間の学びを確かなものにしていくことができると考えています。

複式学級について

本校では,複式学級を設置しております。この学級は,3・4年生からなる少人数学級で,異学年集団による学級経営や2学年同時進行の授業実践などの研究を行っています。
2年生から3年生に進級する際,新3年生児童の中から若干名が複式学級への進級となり,その後4年生を修了するまでの2年間を複式学級で過ごすことになります。
本校の特色ある教育の取り組みである複式学級の設置理由とともに,どの児童も複式学級に在籍する可能性を有していることについてご理解をいただきたく存じます。

教科担任制

本校では原則的に、担任が国語・算数・道徳等を授業し、それ以外の教科を専門の教員が行う「準教科担任制」をとっています。いろいろな先生と出会いながら学習したり、教科の本質に迫る授業が展開されたりすることで、子どもたちの様々なよさが引き出されると考えています。

教育環境として

イメージ写真:幼稚園と隣接
幼稚園と隣接

附属幼稚園が同一敷地内にあります。そのため子どもたちがふれ合う機会も多く、先生方も気軽に行き来しながら授業参観などを行えます。自然な形で幼小連携が図られています。


イメージ写真:小鳥の森
小鳥の森

本校は、水戸城址に立地しています。水戸城の土塁に沿って自然の森林が残っており本校の敷地内にも、その森林があります。創立当時から「小鳥の森」と呼ばれ、附属小の憩いの場であり、子どもたちの貴重な学習の場にもなっています。附属小学校のシンボルの1つです。


イメージ写真:舗装運動場やグリーンコート
舗装運動場やグリーンコート

子どもたちの活動スペースとして、平成21年に舗装運動場が、平成22年夏にグリーンコートが改修されました。両スペースとも上履きのまま活動することができます。特にグリーンコートは人工芝となり、子どもたちの活動の幅が広がりました。


イメージ写真:舗装運動場やグリーンコート